信越トレイル(関田山脈)
沼の原湿原、袴岳、斑尾山、黒岩山、鍋倉山


2010.5.2(日)〜5(水)
[1日目]5/2(日)
 
自宅(前日21:10)〜梓川PA(00:15/5:15)<車>〜沼の原湿原P(6:30/7:30)〜せせらぎトレイル〜支尾根〜湿原西トレイル〜
沼の原湿原P(9:45/9:53)〜<車>〜万坂峠(10:15)〜袴池(10:45/11:05)〜袴岳:1135m(12:05/12:35)〜万坂峠(13:15/13:20)〜
野尻湖(13:50)<車>〜沼の原湿原P(14:30)〜毛無山トレイル途中まで往復〜沼の原湿原P(15:20)
7h50’(歩行時間5h15’)

[2日目]5/3(月) 
沼の原湿原P(7:35)〜<車>〜ビジターセンターP(7:55)〜かえでの木トレイル〜斑尾山:1382m(9:45/10:30)〜ビジターセンターP(11:40)
〜<車>〜黒岩山登山口(13:20)〜黒岩山:938m(13:50)〜黒岩山登山口(14:20/14:30)〜除雪終了地点往復<車>〜〜桂池P(15:30)
    7h55’(歩行時間4h)

[3日目]5/4(火)
 
桂池P(7:15)〜道の駅千曲川(8:00/8:30)<車>〜田茂木池P(8:55/9:00)〜鍋倉山登山口(9:55/10:05)〜鍋倉山:1288m(11:50/12:30)〜
車道(13:30/13:45)〜田茂木池P(14:20/14:25)〜戸狩温泉「望の湯」(14:40/15:15)<車>〜沼の原湿原P(16:30)
9h15’(歩行時間4h15’)

[4日目]5/5(水) 
沼の原湿原P(6:00/7:00)〜道の駅千曲川(8:30/8:50)<車>〜小布施(9:20/12:50)〜自宅(18:30)
(歩行時間3h30’)


信越トレイルとは、2008.9月に長野と新潟の国境稜線に位置する関田山脈の、斑尾山から天水山までの80kmを繋ぐ日本で初めて整備された本格的なトレイルなのだそうです。このトレイルを是非歩いてみたいとあたためていましたが、Web上に残雪期の情報が少なかったこと、車の回収の問題、電車・バスの本数、まとまった休日の確保などなど、やっかいな問題が多くてなかなか実行出来ずにいた。さて、今年の5月連休は一気に4日間も休みが取れそうです。今回は斑尾山〜関田峠までの縦走と意気込んで計画してみると、ここは名だたる豪雪地帯で、1000m前後の低山ながら、5月といえども積雪が2m近くにも及ぶのだそうです。登山道の状況を信越トレイルの森の家で確認してみると、黒岩山から仏ヶ峰間がトレイルが分かりにくく危険箇所もあるらしい。個人的には仏ヶ峰から鍋倉山間のヤセ尾根がいやらしく感じた。計画自体を変更しようかとも考えたが、斑尾山麓の沼の原湿原の水芭蕉や黒岩山のカタクリが両方いっぺんにこの5月連休に咲きほこるのだという。例年カタクリはもっと早く咲いてしまうらしいので、やはりこのチャンスを生かしたい。ということで切れ切れの軟弱計画となってしまいました。実際に歩いてみると、花々の瑞々しさ、雪とブナが織り成す荘厳な雰囲気、この季節にしてよかったと満足なお山となりました。またビバーク地については、今回沼の原湿原Pと桂池Pを車中泊で利用させていただきましたが、夏以降にテントサイトが整備される予定だそうです。

[1日目]5/2(日) 沼の原湿原・袴岳

斑尾山麓までは自宅から仮眠時間を除いて約4時間、限りなく日本海に近いこの地が、高速道路のおかげで自宅から奥多摩の日原まで行く時間で着いてしまう。おまけに1000円、本当にありがたいことだ。混雑を予想して沼の原湿原には一番乗り、出来たばかりのトイレがあって快適だ。今日はせせらぎトレイルから車道に出て斑尾山〜袴岳〜赤沼〜沼の原湿原の周回コースを行く予定だった。なのだが、せせらぎトレイルを途中まで行った所で、崩れた雪渓に道を阻まれた。しかたなく少し戻った小尾根を登って車道に出ようと、まさかのバリルート歩き。相方がガードレールが見えると言ったそれは、倒れた白樺の木・・・しばし迷走してもうこのルートはあきらめ、沼の原湿原奥のルートから万坂峠ルートを探るも、また雪渓に阻まれると時間ロスが多いので、結局この日は沼の原湿原を散策してから車で万坂峠に移動し袴岳を目指すことにした。万坂峠の少し新潟寄りの2台程の駐車スペースにとめる。万坂峠は斑尾山と袴岳へ登山道がでている。袴岳はトレイルが整備されるまでは、藪山で訪れる人もまれだったようだが、いまではすっかり整備された登山道が出来た。なのだが、肝心の登山道は袴池から雪に埋もれ、踏み跡もなくRFしながらの登りだった。袴池から尾根に取り付き、稜線に出て広い尾根を南側に移動してから、もう一度下って次のピークに登り、更にもう一度谷に下れば、目的の袴岳のピークは目の前だ。谷も尾根も根開きの始まったりっぱなブナの純林があたり一面だ。本当にすばらしい森だ。山頂に出て、その興奮は更に増す。目の前には雪を頂いた妙高山の雄姿は指呼の間だ。左には黒姫山、奥にも北信の堂々たる山容が覗いている。ぽかぽかと暖かい山頂でおにぎりとコーヒーでのんびりと寛ぐ。Webではベンチの写真があったけど、雪の下みたいだ。下山はあっという間だった。時間も早いので、野尻湖までドライブした。ナウマン象の化石がでたとこまでは行かなかった。あんまり感激することはなく、道端にわしゃわしゃ咲いていたアズマイチゲのが感激だった。沼の原湿原に戻ってもまだ時間たっぷりなので、毛無山のトレイルの途中までいって昼寝した。たっぷりの時間をもてあましぎみでちょっともったいなかったな。

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