御坂天子山塊 竜ヶ岳(1485m)

2011.2.20(日) 

自宅(5:40)〜道の駅なるさわ(6:53/7:25)〜
竜ヶ岳キャンプ場前P(7:40/7:55)〜
1000m付近にてアイゼン装着(8:40/8:45)〜
竜ヶ岳(10:20/10:50)〜
端足峠(11:35)〜本栖湖畔県道(12:33)〜
竜ヶ岳キャンプ場前P(13:25)

5h30’(歩行時間4h55’)



竜ヶ岳山頂より富士山


自宅から裏丹沢に行くのと、さしたる時間の違いもなく行けるのが御坂天子の山々、その割には中々行くチャンスもなく2年ぶりの三方分山以来のこの界隈となりました。元旦のダイアモンド富士で有名な竜ヶ岳ですが、はてさてうちにある’98の古い富士・富士五湖の昭文社の地図にはなんと本栖湖からの登山道がなく、根原からと割石峠からの2本のみでした。急遽地形図を携えての山行となりました。

本栖湖キャンプ場にあった案内板

本栖湖キャンプ場入り口にあるPに車を止め、石仏コースを目指してキャンプ場の中を登山口への案内板に従って、なにやらグルグルと回りながら、やっと写真の登山口にたどり着きます。さすがに人気のお山なので多くの人に踏みしめられた登山道はペカペカのつるつるで気が抜けません。たまらず1000mあたりでアイゼン装着です。

平坦な尾根に乗ると、右手には本栖湖の先に南ア、左手には富士山が大きく見え出して、天気予報はあまり良くないようでしたが、青空も望め風もなく快適です。

1220mの東屋のある石仏を過ぎると急に雪が無くなって泥どろの地面に変わります。下山者に聞くと「この先雪が出てくるのでアイゼンはしていた方がよい」ということで、泥団子をくっつけながら、九十九折れを登っていきます。富士山側は開けてきてぼんやりとした駿河湾が大きく広がります。普段だとニセピークにはがっかりするものですが、低い熊笹の尾根は青空がどこまでもどこまでも広がっていて、とても気持ちよく歩いていけます。

標高を上げるに連れて雪をかぶった高嶺の山々が眼前に飛び込んでくるのもうれしいです。富士山は終始背後から見守るようにどっしりとそびえていますが、八ヶ岳も姿を現し、御坂、奥秩父の山々、そんな展望を楽しんでいるとあっという間に山頂に着きました。

山頂からは南アがど〜んとその峰々を現してくれて目を楽しませてくれます。竜ヶ岳山頂の雪は少なめなのでしょうか。この後に15人、50人と団体さんが登って来られたので、一時の静けさを味わうことができました。

目の前の雨ヶ岳もりっぱです。さて下山は団体さんが登ってくるのが見えたので、すれ違うのも面倒なので西の端足峠に向かって下り、そこから本栖湖の川尻オートキャンプ場を目指します。

この下山コースが大正解でした。人があまり入っていない様子なので、雪深くアイスバーンに悩まされることもなく、ズボズボと楽しく下ることができました。

少し緊張するところもありますが、短い区間です。

やがて、本栖湖を目指しながらの下りとなって県道に下り立ちました。

この県道が長く、重登山靴にはかなりしんどかったですがピストンコースより変化があってよかったと思います。道の駅なるさわに寄って、吉田のうどんをおみやげにして早い帰宅ができました。


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