西丹沢、畦ヶ丸09.1.18

2009.1.18(日) 曇り

7:10用木沢出合P〜8:50アイゼン装着9:00〜9:20白石峠9:30〜
9:50水晶沢ノ頭10:00〜10:40シャガクチ丸〜11:00バン木ノ頭11:10〜
11:50モロクボ沢ノ頭〜12:15畦ヶ丸避難小屋13:15〜13:20畦ヶ丸山頂〜
14:35尾根末端ベンチ14:40〜15:45西丹沢自然教室〜16:15用木沢出合P

9h5’(歩行時間7h20’)


モロクボ沢ノ頭の少し手前より霧氷に覆われた大室山

なんともマイナーなルート選択なのですが、丹沢で唯一歩き残しているルートなのでそのうちに繋げたいと思っていたこと、
もうひとつの理由は昨年モロクボ沢を遡行したときに出た場所が地図上で確認できず、相方と意見が分かれていてそれを確
認したかったこと。雨につかまらぬように7:10用木沢出合を出発、これから歩く山並みは雲が架かりちょっといやな感じ。
林道が自然消滅したあたりから沢沿いのごろごろの登山道を行く。ザレ沢を越えたあたりから雪がつきはじめ、白石滝の先
で急坂が始まる。ここで念のためアイゼン装着、ここまでは0〜5cmの積雪。白石峠に着くと、たった今出来たばかりの霧
氷のお出迎え、朝の雲によって作られたようです。風花が少し舞っているようでしたがそれもそのうちに止み水晶沢ノ頭〜
シャガクチ丸〜バン木ノ頭〜モロクボ沢ノ頭〜畦ヶ丸と歩を進める。積雪は10〜15cmほど、今年歩かれた踏跡が数人分あり
マイナーなルートでも歩かれているようです。アップダウンがあり、ザレた場所もあるのですが、雪の下に隠れていると案外
歩き安いのと、暑くないので、この時期のがお勧めのコースです。P1200あたりで、モロクボ沢の詰めた所を確認し、私の地
図読みの正しさを相方に自慢する。12:15畦ヶ丸の避難小屋で昼食、ここには大きなストーブがあり、小屋の周りの乾いた枯
枝を拾ってきてくべてみます。ラーメンで温まったのかストーブで温まったのかはよくわかりませんが鼻をかんだら鼻の中真
っ黒けでした、とほほ・・・ここで1時間ものんびりして、畦ヶ丸の山頂に行ってみると、なんと迷子のわんこが2匹登山者に
ご飯をもらっていました。白黒のパピヨンと黒茶の大きめな雑種犬です。なんでも西丹からずうっとついてきたそうです。こ
のわんこは帰りに大滝へ下っていった登山者についていったようでいっしょに車道を歩いていました。この寒さに2匹で放浪
しているのかと思うとちょっと胸が痛みます。捨てられたものか、いっしょにきた飼い主とはぐれたものか・・・畦ヶ丸山頂
からは西丹沢自然教室に向かい3:45到着。更に用木沢出合まで30分の歩きこれが一番つらかった。途中西沢に出る少し前の
尾根からなんと本棚が見えました。普段なら木々に隠れて見えないのですが、冬ならではの光景に得した気分です。さて、今
回はルートを繋げたい一心でのコース選択でしたが、途中大室山を見上げると中腹から上にすばらしい霧氷が着いているでは
ありませんか。こちらのコースにはほとんど着いていなかったので、白石峠から大室山に向かえばよかったなとちょっと残念
でした。

林道が終わると何回か沢を渡る。ザレ沢を越えて尾根をトラバースすると白石滝だ。冬は水量が少なく、迫力には欠ける。

しだいに涸れ沢の中を行く。ここからは雪がついてないととても歩き難い所だが、雪のおかげで歩き易い。この下で若いかぽーに抜かされる。昨年夏から山を始めて、もうはまってしまって毎週行っているんだって。ういういしくてお山が楽しくてしかたないって感じでした。更に単独のものすごく歩くのが早い男性にも抜かされる。どとらも大室山のようでした。

白石峠の名の由来である大理石、こんなのがね〜おうちのお風呂にあればね〜最後の急坂を我慢して登れば、そこは白石峠。出来立ての霧氷が美しい。

薄っすらと樹木に掛かるはかなげな霧氷も白石峠からはじょじょに標高を下げるので、いつしか消えてなくなってしまった。

ここは水晶ノ頭、積雪は10cm位、先週の朝日尾根より多い位でした。この石は畦ヶ丸避難小屋への登りの途中にあった。おもしろいなと思ったけど、写真にするとそうでもなかった。

やっと避難小屋前に到着、小屋で1時間ものんびりして下山は西丹方面へ。こちらのコースは急で階段もあるので慎重に。

ブナはやっぱり暖かいんですね。

登山道は標識、階段、ベンチなどが新たに整備されていた。ありがたいことです。

善六ノタワから西沢の下りは意外に時間が掛かる気がする。この最後の堰堤が見えるとほっと一安心する。正面に見える板小屋沢ノ頭もここからはとてもりっぱに見えるから不思議だ。

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