丹沢 檜洞丸(1601m)

西丹沢自然教室〜つつじ新道〜檜洞丸〜金山谷乗越〜檜洞沢〜経角沢〜同角尾根〜
テシロノ頭〜板小屋沢ノ頭〜東沢左岸尾根(仮)〜山ノ神祠

★このルートは一部バリエーションを含みます。各自の責任でお願いします★

2008.04.29(火)
晴れ

6:20西丹沢自然教室〜7:10ゴーラ沢出合7:15〜
8:10展望園地8:15〜9:50檜洞丸山頂10:00〜
10:40金山谷乗越〜11:15檜洞沢、経角沢二股11:30〜
12:15日本庭園12:20〜12:40中ノ沢乗越上1335m(高度計)〜
13:25P1350m(高度計)ベンチ13:50〜14:55板小屋沢ノ頭15:00〜
東沢左岸尾根(仮)〜17:00山ノ神祠、西丹沢自然教室

10時間40分(歩行時間9時間30分)
つつじ新道木道途中の倒木

ミツバツツジの便りが届きはじめると、いよいよ丹沢もひととき木花のにぎわいが始まる。ブナの芽吹きと前後するように、斜面のそこここがピンクに色づく。まだ静かな西丹沢を出発する。なごりの山桜もミツバツツジとその色を競う。ゴーラ沢の沢音が聞こえ出すと、ちょっと一区切りな感じでここで休憩していると、歩みの速い人はどんどんと追い越してゆく。先は長いし行動時間はたっぷり取ってあるので別段急がずのんびりと急登を登り始める。この日はわんこが2匹登っていた。わんこに煽られるのは結構つらいが、御主人様もまだ下のようなので、待っている姿もかわいらしい。階段が現れると傾斜も少しゆるむのだが、なぜかいつもここが一番しんどい。程なく山頂はベンチが満員くらいな混雑でまずまず。おにぎりを1個だけ入れて青ヶ岳山荘方面に下ってゆく。連休前半なのでぼちぼと蛭ヶ岳に宿泊していた人達とすれ違う。きょうのメインルートはここ、金山谷乗越から檜洞沢を下り経角沢に出合ってそこを詰めていくというものだ。先行者を珍しく発見、ついて行くのはつまらないので、やり過ごしてから広めの窪地を下っていくと、沢はすぐに両岸が狭まってくる。土の斜面はくずれそうで荒れた感じ、ここは速やかに下る。水流が多くなるとナメも現れいい感じ、30分程で経角沢との出合に到着、右にぐぐっと切って今度は経角沢を登っていく。広めの沢には湿地を好むお花が少し咲いていた。右からの枝沢を2本左からの枝沢を1本やり過ごし、狭い本流に入っていく。登りやすい小滝は楽しくて沢のハイキングって感じです。最後まで詰めると行き詰まってしまうので、左手に同角尾根が見え出したところで尾根に這い上がる。テシロノ頭から下ったちょどいいポジションに出られた。ここから石棚尾根に登りベンチの広場で2度目の食事タイム。残りのおにぎり1個とお菓子とコーヒーでのんびりする。尾根のブナは芽吹きにはまだまだで、にょきにょきと木肌だけを晒している。ここから板小屋沢ノ頭まで1時間、そしてきょうの二つ目のメインルート東沢左岸尾根(仮)を下っていくことになる。板小屋沢ノ頭のカヤっぽい山頂を左から巻き気味に下り、それでも尾根は外さないようにして大きな崩落地に出る。しばらくは痩せ尾根なので落ちないように気遣いながらの下りだ。このあたりはミツバツツジが多く目には楽しいがあくまでも慎重に。崩落地に沿って950mあたりで崩落地を離れて進路は少し北西に取る。ふいに崩れそうなところも現れて面食らったりする。ここから900mあたりは尾根が広くなり、最もRFに気を使うところだ。860mあたりをぼおっとして右の細い尾根に入ってしまう。まあそちらからも下れるのだが、正しいRFをしたいので、860mまで戻り進路を真西に取る。この下りはつねに権現山(1138m)を真正面に見て下る感じだ。770mあたりから若干進路を北に振り650mの鞍部まで下ってゆく。このあたりはかなり間違え易いので地図とコンパスとにらめっこだ。鞍部からは北西の尾根に入り小さなピークを二つ越える。そのまま北西に下ってゆくと、もう真下に駐車場が見えるのだが、うっかり降りると崖っぷちだ。630mで北に振りここは尾根をずうっと忠実に山ノ神の祠まで下ってゆく。

つつじ新道は、ミツバツツジ、少し上がトウゴクミツバツツジどちらも丁度満開です

展望園地には山桜が満開 この階段が始まるとがくっとペースが落ちてしまう…

金山谷乗越で檜洞丸からは右の檜洞沢のU字谷へ入る かすかに雪が見えますか?

両側の迫った山肌は崩落も激しく、崩れそうでいやなところ
水流が多くなると、小さなナメも出てきて川幅も少し広くなる

水がきれい!
本流は大きく左に流れ経角沢は右に登ります

初めは広めの沢 ハナネコノメソウ

次の二股を右に入ると沢は少し狭くなる 小滝がいくつか続きます

コケとの調和がステキですが相方ここで滑る… 自然の芸術です

シコクスミレ ツルネコノメソウかなあ?わからん

ミツバコンロンソウ コケの美しいところ、日本庭園のよう

そろそろ沢を離れここから登ります 丁度テシロノ頭から下りきった最後の階段の所に出た

ここは石棚尾根のベンチのある1350m辺りでお茶タイムです アカフタチツボスミレ

板小屋沢ノ頭にて地形図チェックは念入りに ここもミツバツツジが多いです

難しいルートファインドでへとへとです、青い屋根が西丹自然教室 山ノ神の祠に着きました

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