丹沢 檜岳(1166.8m)雨山(1176m)

寄大橋〜檜岳〜雨山〜寄沢〜寄大橋

★このルートは一部バリエーションを含みます。各自の責任でお願いします★


2008.02.24(日)
晴れ



10:05寄大橋〜<黒破線>〜12:25檜岳南西ピーク直下12:50
〜13:10檜岳〜13:55雨山14:00〜<バリコース>〜16:00寄大橋

えっとそんなにおもしろいバリではありませんが、
エスケープルートにいいかなと探索してみました

檜岳山頂から富士山を望む

昨日は相方が泊まりの新年会で朝9時の帰宅だったため初めからCTが5〜6時間のお山という事で、寄大橋を渡り少し林道を登って、黒破線〜檜岳南西ピーク〜檜岳〜雨山〜バリ尾根〜寄沢の周回コースにしてみました。黒破線の尾根は南東向きの暖かな尾根で、標高1100m辺りまでまったく雪が付いておらず、おまけにぬかるんでもいない快適な尾根です。かすかな杉林の仕事道をたどって登っていくと、中ノ沢を見下ろせるあたりで、雑木林になり急登の始まりです。さらに道は蟻地獄のようなザレた斜面に変わりまだ新年会の酒が残っているだろう相方は少しきつそうです。和服のコンパニさんに鼻の下をのばしていたことは想像に難くないのでここはばしばしいきます。登りついた先は鹿柵で、左にトラバースしながら、入口を探します。鹿柵をくぐると、また杉林に変わり、進路は北西に変わります。P753からはこれから登る檜岳への尾根がとてつもなく急です。いや〜きつそうと心配していたら、これ以上登り易い登山道はないと言うくらい、見事に雷が切ってあって、ビバ仕事道です。尾根が少しゆるんだ辺りからは秦野、小田原の町並みから相模湾まで、目の下にはシダンゴ山の山頂の芝がぽっかり見えます。あまりに眺めがよく、ぽかぽかいい陽気なのでここでお昼にします。しますってば。あれ?おにぎりを車の中に忘れてきてしまいました。またやってしまいました。ザックの非常食を探して、カロリーメイト1本、ドライフルーツ3枚、暖かいココアを作って、昼食にします。まだ、バリコースが残っているので、遭難するといけないので、チョコレートは我慢します。あ〜とほほ。ひととおり食べてしまえば何にもすることがないので、お腹が空かないうちに急いで歩き出します。山頂が近づくにつれて風が強くなり、ぽちぽち雪が出てきます。10〜20cm位で稜線は踏み跡があるので沈むことはありません。檜岳からの下りに、やけに右の沢寄りに降りていく踏み跡に騙されて、ついていってしまいますが、雨山がやけに高く感じておかしいと気づきます。ここは夏道は左の山腹をトラバースするように付いていますが、冬道は尾根通しのようです。左に軌道修正して無事P1145を通過、雨山までは蛭ヶ岳や富士山が少し樹幹から望めます。雨山も檜岳も真新しい標柱が出来ていました。雨山の標柱の30m程先の黄色い杭から右にバリ尾根を寄沢まで下っていきます。こちらは大分雪がついていて、尾根を南東に下っていきますと、鹿柵です。ここをくぐると、藪っぽくなりますが、踏み跡というか、仕事道というかおぼろについているので、たどっていけばOKです。また杉林に変わると、はっきりとした仕事道が現れます。もう、なんにも考えず漫然と歩いていたらいつしか仕事道をはずれ、目の前が雑木林になったと思ったら、向かいの山がやけにはっきり見えます。下ってきてこういう局面は要注意で、右にトラバースしてみたら、案の定100m近い崖でした。危ない危ない。右に軌道を戻せばまたいつしか仕事道が見つかり、無事寄沢に降り立ちました。そのまま登山道をたどって寄大橋に戻りました。あ〜それにしてもお腹すいた。

寄大橋から5分程のヘアピンカーブの右が入口です 杉林を過ぎると雑木林になります

更に行くとザレザレの急登です 鹿柵に出たら左に進み、ゲートを探してくぐります

山頂直下は南の展望が良い芝地です、この陽だまりで休憩

稜線に出ると雪が出てきました、風も音だけはびゅ〜びゅ〜と
檜岳山頂の新しい標柱

蛭ヶ岳の雪は大分減りました
同じく雨山の標柱

雨山から南東のバリ尾根を下る いろいろあってここに出ます

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