2006.4.30(日)晴れ〜雨〜曇り |
昨年朝霧高原にスミレ散策に来たとき、富士山と対峙する堂々とした山容のこの山に是非登りたいと温めていた。登山口からいきなりすっくと立ち上がった姿は急登で手ごわそうなイメージだった。いつもの通りけちけちくんの相方は、登山口から30分も手前の無料駐車場に車を止める。でも、ここから登山口までは各種スミレ、ニリンソウ、手入れされた民家の庭先など春ののどかな雰囲気が漂っていい感じです。ただ、この日は富士農場のテントサイトで、昨日から音楽のイベントがあり、少し騒々しかったのが残念でした。登山口からしばらく行くと、直登コースと地蔵峠経由との分岐に出る。今回は地蔵峠から山頂を目指す。このコースは金山沢沿いを気持ちよく登って行く。アカフタチツボスミレ、ナガバノスミレサイシン、エイザンスミレ、ミツバツツジ、ヤマザクラが咲き乱れ、規模は小さいながらも姿のいい滝が現れ、しばし見とれたり、写真を撮ったりなかなか歩が進まない。何度か沢を渡り、沢を詰めた処でトラバース道に入り、もう一度沢に下りて、地蔵峠直下のルートに入る。初めトラロープを使って小さな岩場をよじ登り、山道をジグザグに登っていくと、道祖神のあるひっそりとした地蔵峠の出る。朝から晴れ渡っていたのに、ここにきて雨がぽちぽち落ちてきた。ここからの尾根もなかなか登り甲斐のある道だ。すれ違う人は2人きりだった。本来なら大沢崩れを正面にした富士山の展望を尾根から望めるのに、生憎の天気になってしまって残念だ。しかし下界に目を移すと下は晴れているんですね。山頂だけ雲がかかっているようだ。南北アルプスの展望台にもこの天気なので寄らずに、ガスガスの山頂に到着です。風もあって肌寒い。カップラーメンを山頂の少し下で食べて、早々に下山する。山頂から10分ほどで麓への分岐を左に折れ、すごく急な尾根を下ってゆく。余りにも急なので合目の標識がすぐにやってくる。やっとの思いで不動の滝にたどり着く。山腹から一条の滝は数段の釜をつくって優美な姿で佇み、そこにミツバツツジが美しい色取りを添えて、しばらく見とれてしまいます。そこから下には思いもよらないヒカゲツツジが咲き乱れ、またまた写真タイムです。のんびりゆっくり駐車場まで戻りました。 |
こんな沢を何度か渡る | 比丘尼の滝だったかなあ |
名もなき滝 | 向こう側に登山道 |
各所に金鉱石採掘の名残があります | 唯一のトラロープ箇所 |
お地蔵様はいらっしゃらず道祖神がひっそりと | 富士山は見えず |
山頂もガスの中 | 美しい不動の滝 |
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