2006.7.29(土)〜30(日)晴れ |
自宅から徳和Pまで2時間、朝早く出ても行けない時間ではないのだが、やはり朝は時間に余裕が欲しいのと早く登りたいので道の駅で前夜泊にした。1500ccの車でもフルフラットにして座布団を敷くととっても快適です。 徳和Pで身支度を整え林道をすたこらと行く。雨が続いたので沢の水量も多く沢音もさわやかだ。初めは少し湿った檜の植林や松の林、白樺の登山道を行く。自然に帰りそうな林道を3回越え、丁度いい休憩ポイントに冷たい水場があるので、しっかり休みながらの登りだ。登山道が笹原に入ったあたりを国師ガ原と言うのだろうか、ヌタ場があったりして獣の臭いがかすかに漂う。入り口にあった熊注意の看板が脳裏をよぎる。がここも何もなく通過して見晴らしのいい扇平に出る。ここは富士山の展望がすばらしいらしいが残念ながらきょうはあいにく雲の中だ。尾根を更に北へ進むと針葉樹林の中に入り、所々に大きな岩が現れる。その間をすり抜けるように行くと、一つ目の鎖のある念仏岩だ、鎖は2本あって右の方が登り易い。これを過ぎると開けたお花畑になっている岩棚だ。ごつごつした天狗岩が目前だ。いよいよ山頂直下の天狗岩だが、いやなところは3,4歩目で、それを過ぎると取り付きが丁度いい位置にあるので思ったほど鎖に頼らなくても恐くなく登れた。狭い山頂には2組いてその後に来たのが3組ほど、のんびりと景色を楽しんだ。下りは山頂北側にある下山道を取る。こちらは岩ごろの急斜面が結構歩きにくい。かなりの獣の足跡を見つけた。鹿やいのししかなあ、はっきりとは同定できない。霧がかかると迷いそうな原に出るとすぐに高原ヒュッテだ。避難小屋程度には使用出来そうだがトイレはなし。すぐに三叉路にぶつかって登りに使った登山道に合流した。 *乾徳山の名のいわれは山麓の恵林寺(えりんじ)の山号が山名になったといわれ、夢窓国師修行の地と伝えられている。 |
道の駅 まきおかにはつばめの巣がありました | 銀晶水を越えてしばらくいくと岩ごろの登山道です |
錦晶水は雰囲気のいいところ、水も冷たくておいしい | 錦晶水の先は笹原だ |
高原ヒュッテ、道満尾根、扇平への三叉路 | 扇平からやっと岩ごつの山頂が見えた |
初めの長い鎖、余裕ですね〜 | 岩岩〜 |
岩棚から山頂を望む |
山頂直下の鎖場 | 上から見たところ |
山頂です |
下山道初めのはしご | 下山道からの山頂 |
黒金山と徳和への分岐 |
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