八ヶ岳 三ツ頭(2580m)

2008.03.16(日)
晴れ

3:45自宅〜6:50天女山ゲート7:00〜7:35天女山7:40〜
11:30前三ツ頭11:35〜12:25三ツ頭12:35〜
13:05前三ツ頭〜15:20天ノ河原15:30〜16:05天女山ゲート
三ツ頭山頂から権現、阿弥陀、赤岳を望む

最近、山仲間ではブームとなっている三ツ頭、ここ何日かだいぶ春めいた陽気になっているので、雪を楽しめるのも今日が最後かなな思惑でいざ出発です。なにしろ足が遅い私なので、早めの出発ということで3時起きです。なんだか久しぶりの早起きです。天女山のゲートはこの時間でうちが7台目でぎりぎりでした。天女山まではときおり土ものぞき、だいぶ雪解けが進んでいます。天女山でトイレを使いPの脇から先に進みます。天ノ河原を過ぎ開けたところから、前三ツ頭、三ツ頭が姿を現しました。朝方厚くおおっていたガスが徐々にとれてきて、思わず風よもっとふけ〜と叫びます。樹林帯に入ると傾斜がどんどん増して、また雪も腐りぎみでときどき腿まで踏み抜きます。踏み抜いてしまうと、前足をがっちり取られてしまい、抜け出すのに難儀します。2000mを過ぎたあたりでアイゼンを装着します。傾斜がきついので私は12本で安心でしたが、相方は6本でも余裕のようです。前三ツ頭手前の急登であまりにも時間がかかりへばってしまって、もう前三ツ頭まででいいと気持ちはなえなえです。相方はあと50分だからと促しますが、私は行ける所まででいいからと、相方に先に行ってもらいます。一人ゆっくりと歩いていると、はたとお腹が空いていたことに気づきます。風をよけられる三ツ頭の斜面でおにぎりをほおばります。ここで、大きなザックの二人連れに先を譲ります。カメラマンと助手さんという雰囲気でした。きょうは権現岳の下で天泊だそうな。お腹がくちくなるとなんだか元気が湧いてきて、やはり山頂を目指す気になります。しばらく行くと相方が山頂を踏んで下ってきた所でしたが、あと少しだから頑張れともう一度山頂を目指してくれました。なんだか今日は相方のおかげで登れたような三ツ頭でした。山頂からは南八ヶ岳の切り立った雄姿がど〜んと迫り、雪の時期にこんな間近で望めることもそうそうないので、ただただ感激でした。下りはさらに雪が緩んで、もう踏み抜きっぱなしでした。地図をよくよく見ればここは標高差1200m程、なかなか登りがいのあるお山でした。

天女山は雪はだいぶ解けています。 だんだんガスが吹き飛ばされて前三ツ頭と三ツ頭が見えてきた

2000mより少し下のあたり、所々踏み抜きの跡あり 尾根の積雪は50cm位かな

前三ツ頭の少し下から南アルプスが見えだした 前三ツ頭は風が強く、雪は飛ばされています、前方には三ツ頭が

三ツ頭山頂からは南アが近い、中央ア、御嶽も望めた
2度山頂に立って歓喜の人

編笠岳と奥には西岳も
富士山は今日はほんのかすかにしか見えません

前三ツ頭まで下って行きます 前三ツ頭直下は急登でへっぴり腰です、アイゼンはあまり利きません

熊さんの爪あとです 朝のガスがうそのようです

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