瑞牆(みずがき)山、パノラマコース(2230.2m)

★このコースはバリルートです。各自の責任でお願いします。★

2007.10.281(日)晴れ

4:35自宅−7:01須玉IC−7:38みずがきの森P7:50−
11:05登山道合流ー11:30瑞牆山山頂11:43ー
12:45天鳥川渡渉点12:53−13:20富士見平ー
13:25林道入口ー<コーヒーブレイク30分>ー
15:10みずがきの森P


7h20’(歩行時間 6h29’)


先週に引き続き2週連続での瑞牆山となった。偶然にバリルートで山頂を目指すコースを見つけてしまったのだ。どうも丹沢以外のお山へ行ってもバリコースに嗅覚が働いてしまうらしい。コースはネットで調べてみるが、あまり入られていないようだ。地形図をどう見ても大ヤスリ岩直下は岩峰群で容易には取り付けないように見える。実際先週の下山道から見ても、どこに歩けるところがあるのか、と言う感じだ。とりあえずだめもとで行けるところまで行ってみようという結論に達した。みずがきの森Pからは上の芝生広場に入り、右手の迷路のような遊歩道を天鳥川方面に進む。屋根のついた東屋風のベンチのある遊歩道が分かりやすい。天鳥川が見えてきたら、Y字路を左、左と2度行くと、「これから先は一般登山道ではありません」の注意書きが現れ、そこを入って行く。尾根をトラバース気味に行くと、下に見えている天鳥川が急に狭くなっている。ここで、地形図には現れない支沢に入ったことがわかる。しばらくで踏み跡だけ見て歩いていたら、左の尾根に引き込まれてしまった。ふいに踏み跡は消えもう一度戻ると、沢添いに添って赤ペンキがありました。二本の細い流れの間を登って行くといつしか沢は涸れ沢となり、落ち葉の道となる。が、これがくせもので落ち葉が踏み跡を隠しているので、注意して歩かないと道をロストしそうになる。遠くの赤テに注意しながらの歩行となる。涸れ沢を離れ、踏み跡が右に向かうようになれは、登山道は明瞭になってくる。が、ここは私が最も苦手な狭い切り立ったトラバース道でちょっと腰が引けて歩いてしまう。これからはクライマーが取り付く岩場への赤テも現れて来るので、行ったり来たりだ。そのうちに、”ミ”とペンキで書いた標識が現れそちらに進む。ネットで調べた”カンマンボロン”と呼ばれる大日如来を意味するらしい岩場を見てみたかったのだが、どうしても見つけ出すことが出来ず通り過ぎてしまったようだ。登山道は瑞牆山へのプレートの標識も現れだし結構整備されてる。とは言うものの一般登山道よりはきびしい道なので、それなりの覚悟での歩きです。岩場の基部を歩いたり、よじ登ったりを繰り返す。フィックスロープまで付いているのでかなり親切な部類のバリルートだ。ヤスリ岩、大ヤスリ岩がはっきり見えるようになり、涸れ沢状の所をよじ登れば富士山の見える鞍部にたどり着いた。そこからシャクナゲの道をトラバースしもう一度涸れ沢をよじ登れば、ひょこっと大ヤスリの基部に出る。クライマーが3人取り付き中だった。すぐに富士見平からの登山道に合流し、昨日降った雪が木の上からぼたぼた落ちる中をもう一頑張りで山頂に着いた。山頂は先週よりは少ない目だった。金峰山にもうっすらと雪が積もり、富士山や八ヶ岳も先週より残雪が増えている。短い秋も終わっていくのかな。下りは先週と同じく富士見平から右の林道に下り、更にみずがき林道を目指して芝生広場に戻った。先週に青葉だったミズナラは見事な黄色に染まり、黄色だったものは茶を増して、自然のグラデーションを作り出す。瑞牆山直下も赤、黄、緑、茶とそれは見事でした。
先週の瑞牆山

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