大山(丹沢)(1251.7m)

2006.11.5(日) 晴れ一時曇り
7:12 自宅 − 8:14〜8:20 諸戸森林組合 ー 10:20〜11:30 大山山頂 ー 12:15 西沢ノ頭 ー 12:30 P1050 ー 12:45〜12:52 ミズヒノ頭 − 13:14 県道分岐 − 14:00 県道沿い登山口 − 14:28 諸戸森林組合  
6h8’(歩行時間 4h51’)  20002歩


大山には山頂から延びる4本の登山道があります。1本目はケーブルと日向薬師から合流する下社からの登山道に、ヤビツ峠からの登山道が合流した南からのもの、2本目は三峰山と広沢寺温泉からとの登山道が合流した東からのもの、3本目は物見峠から一ノ沢峠を経た登山道とミズヒ沢に沿う尾根道が合流した北からの赤破線、そして4本目が諸戸から突き上げる西からの黒破線です。今回はまだ歩いたことのないこの諸戸からの黒破線ルートから大山山頂へ、そして北に延びる赤破線をたどって、県道に下りまた諸戸に戻る周回コースを組んでみました。
車を諸戸森林組合の前の路肩に止める。4台位のスペースしかないので、いっぱいでしたら、札掛かヤビツ峠の駐車場になります。諸戸森林組合の建物の前から入ると小さな社があり、その脇を沢沿いに数分で右登山道に入る。杉林の急登を30分ほどで大山から派生する尾根に乗る。ここからはブナ、カエデ、けやきが美しく紅葉する気持ちのいい尾根だ。振り向くと二ノ塔、三ノ塔と背比べをするように高度を上げていく。すぐ近くで鹿の甲高い鳴き声がするが、ほとんど人も踏み込まないのか警戒して姿は現さない。今年はブナの実付きが悪いらしいが、ブナもどんぐりもほとんど落ちていない。やはり熊にはきびしい冬になるのだろうか。山頂直下が少しやぶがうるさいが、それ以外はふかふかの落ち葉を踏みしめて行く。登山口には2時間半とあったが、2回の休憩を入れても私ののろ足で2時間で山頂まで行けます。10:20まだ早い時間なので山頂は空いている。昨年宴会をやった場所をなつかしく眺める。1時間ほどのんびり食事をしていると、だんだん混みあってきてにぎやかになってきたので、急いで退散する。電波塔の裏がミズヒノ頭までの尾根の入り口です。ここから1時間半程の尾根歩きですが、山すその紅葉が一望です。はっとする色合いにはなっていませんし、1000m以上はほぼ紅葉も終了ですが、それでも充分に目を楽しませてくれます。「好きな山はどんな山? 」と聞かれれば、展望、雄大さ、花の多さなどから思い浮かぶ山はそれぞれですが、森の中にあって山の息づかいや水のしたたり、鳥、小動物の気配を感じさせる、丹沢や八ヶ岳もまたもうひとつの対極にある好きな山です。西沢ノ頭、ミズヒノ頭などもピークに近づくまでは高いなあと思わせるが、いざ近くまで来れば、あっけなく登り越してしまう。標識もなにもない静かな尾根で、都合2人の登山者にしか会わなかった。新多摩16号鉄塔を過ぎると、すぐに県道と一ノ沢峠との分岐となる。ここを左に取って、45分の下り道となる。相変わらず美しい林相だ。杉までもよく手入れされて美林だ。ほどなく、県道に下り立ち、あとはアスファルトの道をてくてくと30分で諸戸に到着する。
大山はいつ来てもにぎやかな山で、山頂からの相模湾も雄大だ。今回は少しもやっていたので、海はよく見えなかったけど、大山らしかぬ思わぬ静かな山歩きができて大満足でした。 静かな登山道なので熊鈴必携でお願いします。

諸戸森林組合前の路肩にこの標識があります 森林組合の敷地に入ってすぐこの標識が

前方にお社の鳥居があります、ここを抜けて数分で登山道です 初めは杉林の急登です

大山から派生する尾根は気持ちがいい 紅葉が朝日に輝いて・・・

ミックスの紅葉になってるカエデ

900mあたりの紅葉がちょうどいいかな

まっかっか〜 前方に大山が見えてきた

南の尾根はヤビツ峠からのもの 1000mを越えると紅葉はおしまい

山頂直下は登山道が掘れていたり薮だったりちょっと悪いです このちょっと下で登山道が合流します

電波塔の裏が赤破線のルートです 印象的なブナだったかなあ、けやきだったかなあ

この尾根は13号鉄塔尾根、このバリも歩いてみたい この赤破線はどこまでもいい感じ

誰にも会いません

ミズヒノ頭からの展望、日が当ると紅葉がきれいだ あらら、大山にあやしい雲が・・・

16号鉄塔を過ぎて初めての標識だ、ここは左 県道に下るこの尾根もいい、ここはけやきがいい感じ

杉も美林です、枝払いが少しうるさい場所があり 県道に下り立ちました、このコースタイムの頂上ってどこなんだ?

今回歩き方を変えてみた。相方に言わせると登りを大またで歩くので、すぐ疲れてしまうんだそうだ。急登はダブルストックがないとどうも不安で大抵使っていたが、そのストック使いが歩幅を大またにさせているようだ。今回思い切って登りのストックを止めて、歩幅を狭めて歩いてみた。初めは大またのくせがすぐ出てしまったが、慣れると確かに狭い歩幅は楽だ。そんなに疲れずに2時間歩けた。

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