奥多摩 一ノ瀬川流域-竜喰谷

石楠花橋150m手前P〜竜喰谷〜大常木林道〜二ノ瀬集落

2009.9.13(日)


自宅(3:35)〜柳沢峠P(6:00/6:25)〜石楠花橋150m手前P(6:50/7:25)〜
竜喰谷出合入渓(7:30)〜下駄小屋ノ滝上(9:20/9:25)〜F8上(10:55/11:05)〜
初めの二俣上(12:30/12:40)〜
大常木林道(13:10/13:30)〜一ノ瀬林道(15:25)〜

石楠花橋150m手前P(15:45)
9h15’(歩行時間8H30’)

前日の雨風の名残を残した国道411号を塩山から奥多摩へと登って行く。途中柳沢峠で朝食とトイレ休憩。ぐっと下がった気温は秋のものだ。車は丹波川・おいらん淵あたりから一ノ瀬林道へと左折する。車1台がやっとな道幅のこの林道は土砂崩れで不通になっていたが、この8月からやっと開通したものだ。はるか下方に一ノ瀬川の流れがちらちらと見える。10分程で竜喰谷入渓点の駐車スペースに到着。気温は10℃…寒くて中々支度に取り掛かれない。ぐずぐずと車の中で時間をつぶすが、いよいよ重い腰をあげることにする。

車のすぐ後の黄テープから踏み後を下って行く。一ノ瀬本流の左岸にすぐ渡って上流に向かい本流滝場の手前の所で竜喰谷が出合い、本流左岸から巻いて竜喰谷に入っていく。

すぐに4m精錬場ノ滝だ。竜喰谷の下流域は全体に茶色っぽいコケでぬめっていてアクアステルスではてこずる感じです。ここは悩みましたが、濡れていない所を慎重に登る。

小滝の左をへつって越え、二条4m滝、シャワークライムはあまりに冷たそうなので、左岸の巻き道に急ぐ(笑

穏やかな流れなのに、水線でもコケでヌルヌル・・・日があまり差し込まないのでコケの色と相まって沢の深さが良く分からず結構慎重に歩く。

ここのへつりは腿すれすれ位

いよいよこの沢で一番落差のある下駄小屋ノ滝(12m)だ。どこだどこだ巻き道は〜と右岸から巻き。左が登れそうな気もしたが、上部の状態がわからないので無理はしない。それにしても優美な滝だ。小滝を越えて

10mナメ滝を気持ちよく越え、次は逆くの字ノ滝、ガイドでは水線右がやや滑るとあるが、水線左が滑らずにあっさりと登れた。

すぐに曲り滝(10m)、深い滝壺と水量のある迫力ある滝だ。ここは無理なので右岸の巻き道に入るが、尾根に出るまでは滝と同じ位立っていて足元も悪い。木がなかったら相当恐い。尾根の右にある踏み跡に入れれば、あとはなだらかに下れた。

小滝、幅広の滝と気温も上がってきたので、水線を快適に登って行く。もう悪場はないかなと気持ちのゆとりも生まれてきて楽しい。

中ノ平沢の細い流れを左に見て本流を進む。ここは右が緑のコケで覆われた滝、上部がちょっといやだった。

ここは二段8mの滝、相方が立っている先にもう一段あるがそちらがいやらしかったようだ。ザイル出すのも面倒なので私は左岸を巻いたのだけど、密笹にまいった。トラバース部分が一箇所崩れていてちょっとびびり。まあ、沢に慣れている人にはなんてことないかもです。

オブジェのような倒木の掛かっている逆層の滝は右岸のルンゼを巻いたような…

左に倒木のある5m幅広滝は左岸のドロ壁を登った。滑りやすくちょっといやらしかった。この先の二俣は右俣に石積み堰堤があって左俣に進む。

5mの滝も右手を巻き、CS滝は左を行く。流れはだいぶ狭くなってきた。

またCSぽいのが出てきたがこれで滝もおしまい。

ここは井戸沢の分岐かなあ、左が盾ノ沢で左に進む。もう一度小さな二俣が現れて、左の笹がかぶった小さな沢に進んだ。途中右岸に崩壊地があって、鹿の死骸が・・・だから流れている沢の水は飲めないです。ますます笹がうるさくかぶってきてしばらくで大常木林道にぶつかった。はあ、やれやれ。

大常木林道は地形図にも登山地図にも記載のない水道監視路だ。良く整備された歩きやすい道で、いったん登り、

下った鞍部がムジナノ巣に向かう二俣だ。左に取れば、延々とトラバースしてニノ瀬の集落まで下っていった。一ノ瀬林道を20分でPに着いた。帰りは大菩薩の湯で汗を流した。弱アルカリ性のつるつるのお湯が気持ちよかった。

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