2005.7.16(土)〜17(日)曇り〜晴れ |
今年はどこのお山も花の当たり年だ。ならば花の名山 至仏山も例外ではないだろう。連休前日までお天気があやしいこともあってぐずぐずしていたが、やっとのことでバスのチケットも手配でき無事車中の人となる。(顛末はブログ050719にて)戸倉には早く着いたものの鳩待峠のゲートが開くのが5時なのでしばし待たされる。登山口で入山届けを提出して出発。登山口には所要時間がかかれた地図があってこれは便利なので頂く。霧でぼやっとした森の中を黙々と進む。このあたりはすでに花はおしまい。高度が上がるにつれて吸血ハエみたいなのが顔や手にたくさんまとわりつき、痛痒いのとうるさいので閉口する。トカゲ岩あたりに出るとコバイケイソウの群落やベニサラサドウダンが目立つようになる。わずかに尾瀬ヶ原が望める。が、オヤマ田代は霧で何も見えない。その後はずう〜っと霧の中だがシナノキンバイ、チングルマ、ハクサンイチゲなどの群落が目立つようになり自然に歩行は遅くなる。もちろん待望のホソバヒナウスユキソウやオゼソウにも会えた。小至仏山あたりに来ると、イブキジャコウソウ、ホソバツメクサ、ハクサンシャクナゲなどの群落が目立つ。こんなにたくさんの花達に囲まれて、うれしくてうれしくてしかたがない。至仏山の山頂に来ると髪の毛は霧でびっしょりだった。団体さんも多いが、「いつまでも山頂を独占しちゃいけないから急ぎましょう。」といい人たちばかりだ。昨日の雨でつるつるすべる蛇紋岩を警戒して悩んでいる人もいたが、すべったらすべったまでと、山ノ鼻に向かって下る事にする。こちら側は、タカネシオガマ、ハクサンチドリなどが多くなる。下るにしたがってだんだん晴れ間も見えてきて、尾瀬ヶ原も見渡せるようになる。蛇紋岩ばかりか木道もよくすべる。慎重に慎重に。尾瀬ヶ原に着くと一面のニッコウキスゲだ。お天気も快晴となりどこまでも見渡せる。山ノ鼻でビールとおでんでのんびり、鳩待峠で花豆ジェラード、戸倉で温泉とやりたいことは全部やった。ああ、来てよかった。 |
鳩待峠からしばらくは低木の森 | ベニサラサドウダンは今が盛り |
トカゲ岩から少し尾瀬ヶ原が見える | 同じくコバイケイソウのお花畑 |
森林限界を越えると雪が残っていた | 子至仏山山頂 |
ハクサンシャクナゲのお花畑 | 至仏山山頂、まだガスの中 |
至仏山山頂直下 | 高天ヶ原、晴れていればね〜ですけど・・・ |
下るのつれてだんだん視界が開けてくる、あああれは燧ケ岳です〜 | 蛇紋岩のつるつる地獄が終わるとこんどは登山道は水池地獄だ〜 |
大好きなミヤマダイモンジソウに会えた | 尾瀬ヶ原に着くとニッコウキスゲのお出迎え、感激です |
サワランは湿原のお姫様みたい | 今年は当り年だそうです |
至仏山が見えてきた、きょうは楽しかったよ、またね |
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