平標山(1984m)
2006.6.17(土)〜18(日) |
関東と上越の国境は、谷川岳から東西に一直線に延びたあと、ここ平標山で、直角に向きを変え三国峠へと続く。地形においても気象においてもここは関東と上越の分岐点なのだ。前夜どしゃぶりの雨で50km制限となった関越自動車道を不安な気持ちで行く。翌日待ち合わせしたわっきーさんもこちらに向かうということで、明日の天気を祈って仮眠する。翌日、登山口ではもうわっきーさんが待っていた。ガスがかかっていたもののとりあえずは歩けそうだ。トイレのある駐車場から岩魚沢林道へぬけ、河内沢沿いをゆるゆると進んでいく。水場の標識のあるところが本格的な登山道でここを左におれる。唐松林をしばらくで植生はブナ林に変わる。笹が現れだすと、登山道はカミナリ型の急登となる。睡眠不足のせいなのか、雨具を着こんで暑いせいか、なんとも気持ちが悪い。何度も何度も休み休み亀の歩みで進む。平標山の家に着くと雨脚も一段と強くなってきて、もう敗退してもいいと弱音を吐くが、ここまで来たからとわっきーさんに励まされて頑張ることにする。ここからは、潅木帯に変わり、まわりの山々も見渡せるようになる。登山道は長い木道に変わる。2度ほどニセピークにだまされるが、わっきーさんのおかしな落語で落伍せず山頂にたどり着くことが出来た。あやしいお天気だがなんとか苗場山も望め、お昼のあと、お花畑まで下ることにする。今に時期は一面のハクサンイチゲとミヤマキンバイ、ぽちぽちハクサンコザクラが咲き出している。来週あたりは一面のハクサンコザクラになるんだろうな。お花を楽しんだあと下山は松手ルートを取る。山頂を後にするとあれれ、だんだん晴れてきました。なんだか残念ですがくっきりとした平標山も拝めたのでいいことにしましょう。ときどき木道も現れる急な下りは、松手山を過ぎると更に斜度を増し雨上がりでスリップしやすくなっている為、木の枝につかまりながらの慎重な下りとなりました。膝がもうあぶないというあたりでやっと駐車場にたどりつきました。 |
岩魚沢林道 | 平標山の家を越えると視界も開ける、仙ノ倉岳かな |
生憎なお天気の山頂だが広い山頂をもつ苗場山が望めた |
仙ノ倉岳方面に少し下るとそこはお花畑だ、今は一面のハクサンイチゲだ |
お花畑から平標山方面を望む |
広いお花畑 |
松手ルートから平標山を望む |
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